住宅のリフォームを検討している方が見逃せないのが、国・都道府県・市区町村それぞれが用意している補助金制度です。うまく組み合わせれば、リフォーム費用を大幅に抑えることができます。この記事では2024年現在の主要制度を体系的にまとめました。
国が用意する主なリフォーム補助金
①子育てエコホーム支援事業
国土交通省が実施する制度で、子育て世帯・若者夫婦世帯が対象です。省エネ改修工事に対して最大60万円(既存住宅)を補助します。
- 対象:子育て世帯(18歳未満の子がいる)または若者夫婦世帯(夫婦いずれかが39歳以下)
- 補助額:リフォーム内容に応じて5〜60万円
- 対象工事:断熱窓・高効率給湯器・太陽光発電設備など
②長期優良住宅化リフォーム推進事業
住宅の性能を「長期優良住宅」基準まで引き上げるリフォームに対して補助する制度です。最大250万円(三世代同居改修を含む場合)が補助されます。
③介護保険の住宅改修費
要介護・要支援認定を受けた方の在宅生活を支援するため、手すりの設置・段差解消などのリフォームに最大18万円(費用の9割)が支給されます。
税制優遇もセットで活用しよう
| 制度名 | 内容 | 上限目安 |
|---|---|---|
| 住宅ローン減税(リフォーム版) | リフォームローン残高の0.7%を10年間税額控除 | 年14万円×10年 |
| 投資型減税(現金リフォーム) | 省エネ・耐震等の工事費用の10〜15%を控除 | 最大62.5万円 |
| 固定資産税の減額 | 耐震・省エネ・バリアフリー改修で翌年度分を減額 | 1/3〜1/2減額 |
自治体独自の補助金を忘れずに
多くの市区町村が独自の住宅リフォーム補助金を設けています。補助率・上限額・対象工事は自治体によって大きく異なります。代表的な例を紹介します。
- 省エネ改修補助:断熱材・窓・高効率給湯器の設置に補助(数万〜30万円)
- 耐震改修補助:旧耐震基準建築物の耐震診断・補強工事(最大100万円以上の自治体も)
- バリアフリー改修補助:手すり・スロープ・段差解消に補助(数万〜20万円)
- 空き家リフォーム補助:空き家を改修して定住・賃貸する場合(最大100万円の自治体も)
補助金を受け取るための注意点
- 工事着工前に申請が必要:補助金の多くは着工前の申請が条件。工事を始めてからでは受け取れません
- 予算に達し次第終了:年度途中で締め切られる制度も多いため、早めの確認・申請が重要
- 施工業者の要件あり:登録業者・地元業者限定など、施工業者に条件がある場合があります
- 複数制度の併用確認:制度によっては併用不可の場合もあるため、事前に確認が必要です
まとめ:国+自治体を組み合わせて最大限活用
住宅リフォーム補助金は、国の制度と自治体の制度を組み合わせることで、数十万〜100万円以上の支援を受けられるケースもあります。まずはお住まいの市区町村の補助金情報を確認し、対象工事や申請時期を事前にチェックしましょう。
お住まいの地域の住宅・環境関連補助金は補助金・助成金DBの住宅・環境カテゴリで検索できます。
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参考・出典
- 国土交通省 住宅政策
- 環境省 省エネ補助金
- 補助金・助成金DB(https://hojyokin-db.com/)
※ 補助金情報は変更される場合があります。最新情報は各公式ページでご確認ください。