子育て世帯が受け取れる給付金の年間目安

  • 児童手当:子1人あたり年間12〜36万円(年齢・人数による)
  • 保育料無償化:年間数十万円相当(3〜5歳は全員対象)
  • 医療費助成:子どもの医療費が無料〜一部負担(自治体による)
  • 育児休業給付金:最大約87万円(6ヶ月間・手取り月29万円の場合)

子育て世帯向けの給付金・補助金は数が多く、申請しないともらえないものがほとんどです。この記事では、子育て世帯が活用できる10の主要な制度を、受け取れる金額・申請先とともに解説します。

1. 児童手当

対象:0歳〜高校生(18歳)を養育している方
支給額(月額):0〜2歳15,000円、3歳〜小学生(第1・2子)10,000円、(第3子以降)30,000円、中学生・高校生10,000円
所得制限:撤廃(2024年10月〜)
申請先:市区町村の子育て支援窓口(出生後15日以内に申請を)

2. 幼児教育・保育の無償化

対象:3〜5歳のすべての子ども、住民税非課税世帯の0〜2歳児
内容:認可保育所・幼稚園・認定こども園の保育料が無償
注意:副食費(給食費)・制服代・教材費などは対象外。認可外は上限あり。
手続き:入園手続き時に施設経由で自動適用されるケースが多い

3. 子ども医療費助成

対象:自治体によって異なる(0歳〜中学生が多いが、18歳・22歳まで対象の自治体も)
内容:子どもの医療費(診察・入院・調剤等)を無料〜一部助成
申請先:市区町村の子育て支援窓口(健康保険証取得後すぐに申請)

4. 出産育児一時金

対象:健康保険・国民健康保険加入者
支給額:50万円(産科医療補償制度加入病院)
支払い方法:直接支払制度(病院が代わりに受け取り、差額のみ自己負担)が一般的
申請先:加入している健康保険

5. 育児休業給付金(雇用保険)

対象:育児休業を取得した雇用保険加入者(母親・父親どちらも)
支給額:育休前賃金の67%(最初の180日)、50%(181日以降)
支給期間:子どもが1歳(保育所に入れない場合は最長2歳)まで
申請先:勤務先経由でハローワーク

6. 妊婦健診費用の補助

内容:妊婦健診(14回分)の費用を市区町村が補助する制度
補助額:自治体によって異なる(1回あたり2,000〜5,000円程度の補助券が一般的)
手続き:妊娠届提出時に「妊婦健康診査受診票(補助券)」を受け取る
申請先:市区町村の母子保健担当窓口

7. 産後ケア事業

内容:出産後の母親と赤ちゃんが助産師・保健師のサポートを受けられる事業。宿泊型・デイサービス型・訪問型などがある。
費用:一部自己負担(市区町村ごとに異なる。無料の場合もある)
申請先:市区町村の子育て支援・母子保健担当窓口

8. 養育費確保支援(ひとり親・離婚家庭)

内容:養育費の取り決め・公正証書作成にかかる費用の補助、保証会社との契約料補助など(自治体により内容が異なる)
補助額:公正証書作成費用の一部〜全額、または保証料年2〜5万円程度
申請先:市区町村の子育て支援担当窓口

9. 多子世帯・低所得世帯への加算・特別給付

教育費の無償化拡大(多子世帯):2025年から、子ども3人以上の世帯は大学等の授業料が所得制限なしで無償化。
低所得世帯向け学習支援:就学援助制度(給食費・学用品費等の補助)、高校生等奨学給付金など
申請先:学校・市区町村の教育委員会

10. 自治体独自の子育て支援

第2子・第3子以降の保育料無償化:国の制度(3〜5歳)に加え、0〜2歳の第2子を無償・半額にしている自治体が増加
出産お祝い金:地方自治体によっては数万円〜数十万円のお祝い金(移住者向けはさらに手厚い場合も)
ファミリーサポートセンター:育児の助け合い制度。低コストで一時的な子どもの預かりが可能

申請忘れに注意:児童手当・子ども医療費助成など多くの制度は「申請しないともらえません」。引越し後も改めて申請が必要な制度があります。転居時は新住所の市区町村窓口で漏れなく手続きを確認してください。

申請先まとめ

  • 市区町村の子育て支援窓口:児童手当・子ども医療費助成・産後ケア等
  • 健康保険(会社の健保・国保):出産育児一時金・出産手当金
  • 勤務先(ハローワーク):育児休業給付金
  • 市区町村の母子保健窓口:妊婦健診補助・産後ケア
  • 学校・教育委員会:就学援助・奨学給付金

子育て支援は自治体によって内容が大きく異なります。「○○市 子育て支援 給付金」で検索するか、当サイトの地域別補助金検索を使って、お住まいの地域の制度を確認してください。